フレーム内装ケーブルの交換をやってみた by 局長
2020年 03月 05日
セカンドバイクのはずが最近ファーストバイクの座を獲得しそうなウイリエールくん。
会社の後輩にただで貰った10速中古アルテグラで組んだのだが、酷使していたのかシフトが出来なくなってしまった。
STIレバーのブーツをはがし、シフト機構にパーツクリーナーを吹き、滑らかにしたら復活。 やった~!と思って乗るも再びシフトダウン後のシフトアップは失敗。
ロー側にシフトするのはワイヤーを巻き込む動作(ワイヤーを引っ張る)。トップ側へのシフトはその巻き込みを開放しながらディレーラーがバネでトップ側に移動するのだが、巻き込み解法メカが不調のようだ。
シフトするたびにウイリーとホイール叩きつけ、はとってもストレスが溜まる。そもそも走行中に尺取り虫みたいで変態ライダーである。
パーツ交換を検討してみるもののもう新品パーツは売っておらず、また中古パーツを買うのもなんだよね、、ということでついに11速コンポに交換することに。 予定外の出費(´;ω;`)
▼買っちゃったR8000アルテグラ、STIレバー、リアディレーラー、チェーン。(スプロケットも11速に換えなくてはいけないことに買ってから気づいた、、、)
そこで気づいた。このバイク、フレームにケーブルが内装なんだわ。
ワイヤー類をフレームの穴に通し、反対側の出口にちゃんと出さないといかん。
特に、リアディレーラーケーブルは細いリアステーの中を通さなければならない。
確か、自分で最初に組んだ時にはこのフレーム内装部に細いチューブが装着されていて、そこにシフトケーブルやブレーキケーブルを通したんだ。 装着後はそのチューブを引き抜いてワイヤーがきちんとセット出来たんだが、ワイヤー交換となるとその便利なチューブはもうない。
▼ということで、古いワイヤーを引き抜く前に紐をワイヤーに結び付けて、ワイヤーを引き抜いて出てきたこの紐をガイドワイヤーのように使うことにする。
いろいろ注意事項ありますな。
1)新しいワイヤーを通す前にハンドル側のアウターは装着忘れずに
3)ガイド紐を引っ張る時はワイヤーの先が出口の穴に通るように慎重に引っ張る
4)ワイヤーに結んだ紐は引っ張ると直ぐに抜けそうだが、ワイヤー表面の凹凸で結構抜けない。更に確実性を求めるならワイヤー先端の巻き線をほぐし、細いワイヤーを逆向きに折り曲げ受けのようにして紐が抜けないようにする
なんとか通しましたわ。 ふう、、、
スプロケが届くのを待ち、完成させるぞ!
こうご期待。
その後、スプロケが届き装着。
スプロケは11~28の11速ものを買いました。
そのためにリアディレーラーのキャパを30Tまで入る奴を買っていました。
で、装着。 上手く行きました。
クランク+チェーンホイールは元々付いていた10速版をそのまま流用。
チェーンの内幅が10速チェーンと同じ(だったはず)なのでギアの歯もなんとかなるだろうとの判断。
自己責任で。 でも結果は普通に走りますしシフトします。
リアホイールのカセットを嵌める前にスペーサーをかますのですが、厚みを1.8mmという指定が有るのですが、適当に薄いやつを入れてOKでした。(10速時はもう一枚入れていたと思う。それを一つ減らす感じ。 これも自己責任で、、)
▼うまく収まり、変速もまあ大丈夫でしたね。
by yamaoyaji_club | 2020-03-05 22:11 | 機材編 | Comments(1)