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平ヶ岳プリンスルートを歩いてきました(百名山だよ) by 局長   

2023年 10月 14日

2023年10月11日~12日
メンバー:おんせん、局長
行程: 銀山平(3:50)~バス送迎~中ノ岐登山口(5:30)~急登~玉子岩分岐(7:54)~玉子岩(8:00)~湿地帯の木道を歩く~平ヶ岳山頂2141m(9:00)~草地と池塘エリアを徘徊、補給~玉子石分岐(10:30)~急登の下り~中ノ岐登山口(12:15)~送迎バス(12:30)~銀山平(14:00)

おんせんさんに誘われて行ってきました、平ヶ岳。局長は越後地方の山は本当に縁がなく、初めての挑戦。 おんせんさんは百名山の仕上げの一つでキッチリ仕留めようという作戦か、プリンスルートという日帰り、というか半日のコースを選んできた。
まったく予備知識の無い局長は言われるがままに付いて来たって感じですね。 本当はもう一名コーラさんが参加予定だったのだが名誉の負傷で断念。 2人のチャレンジとなりました。

総括すると、局長にとっては不思議なお山。そしてバスに長時間乗ったな~、でした。

お宿やバスの話題は後に回して、山挑戦から。

【山歩き編】
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ルートはYAMAPなどに沢山あるので、自分らと2日違いの方のをご参照下さい。



▼3:50発のバスに揺られ、5:30AMに登山口に到着。バスの乗客は18人くらいを数えた。

さっそく歩き出す。バスで同じ時間に到着するので最初は団子状態。徐々にばらける。と、我々の隊はどんどん抜かれる。ありゃりゃ、みんな早いのねー。
平日の登山なのでリタイアした様な年配者が多いのだが我々は軽く抜かれる。しかし、ここはマイペースで。
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▼我々のルートは上記の方のやつをお借りして若干アレンジ
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▼急登、深く掘れた山道、泥濘に難儀しながら喘ぐ。 五葉松という場所を過ぎると眺望が出てくる。良い雰囲気。まだ紅葉には早い時期だが少し色づいている。早朝はガスが漂っている上に結構寒い。気温は一桁だと思う。
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▼途中にこんな看板が幾つか現れる。ハッパを掛けられる気持ちになるね。
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▼登り始めて2時間20分。コースタイムに合わせたように山上部の平原の木道へ到着。
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▼玉子石を拝見。まあ奇岩という部類だろうがそこまでびっくりしない。
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▼これまでの森林から草地と池塘の平原の頂、という感じ。 風情が有りますな。
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雪が残っている。
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少し紅葉してきました。
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▼木道を詰めて、行き止まり。 山頂付近なのに看板すらない。
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▼引き返す途中に三角点と一緒に有った山頂。微妙~。 記念にパチリ。
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局長としてはこのような山頂を頂く山は珍しい、面白い、がピークハントした気分が味わえない少々のもどかしさが有りましたな。
恐らく快晴で眺望が良ければ爽快な気分になる山頂だと思いますが、片側がガスっていて少々残念。 ここは快晴で来る場所と思う。

▼東には燧ケ岳が顔を出した
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▼ランチというには早すぎる、10時の補給。宿の女将さんが握って持たせてくれたお握りが美味い! 流石魚沼産のコシヒカリでしょう。久しぶりに美味いお握りを食べました。塩味も程よく効いて山のご馳走です。ゆで卵付き。(写真はほぼ食べきったところでした、すいません)
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さあ来た道を引き返す。下りはまたまた難儀の連続。ぬかるんだ段差のある下りは結構堪える。
実は帰りのバスの出発が12:30で、それまでに下山しないといけないんですね。バスに乗り遅れると30㎞歩いて帰らないとならない(という事はないでしょうが、出発してしまう可能性がある。他のお客さんを長く待たせられないのでね)。
このお尻が決まっている山行も少々追い立てられる感じは否めない。実はもう少し山頂平原であちこち眺めてまったりしたかったのですが、ダラダラしているわけでもないのに結構時間に余裕がない感じのペースになってしまったのです。 ちょっと忙しない。

▼それでも明るくなった青空と秋の風景は気持ちいい
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▼宿の主人がお勧めしていた「ヒカリゴケ」も見たよ。ちょっと微妙~。
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無事12:15にバスへ帰着(出発15分前ってのも、ちょっと急かされました)して車をデポしてあるお宿まで帰りました。 正味7時間ほどのトレックでした。
中々稀有な体験をしましたよ。 

【長時間のバス編】

お宿のマイクロバスで一般車が通れない道を特別通過して登山口まで送ってくれるんですね。そのために歩きの時間がグッと短縮されるというわけです。
しかし、生易しくはない。
朝3時に起床し、バスの出発は3:50.お宿の主人か?が運転手で出発。

▼車内はこんな感じ。まだ真っ暗な中を奥只見湖畔の国道を行く。30分くらい走った後で林道ゲートを開けて深い渓谷(後で分かった)の林道を行く。これを1時間走る。走るというより徐行。
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片道1.5時間。往復3時間を車中で過ごす。こんな登山初めてです。それよりも感心したのは宿のご主人、これを毎週?毎日?やっている。凄いわ。
このバス移動、片道30㎞で~す。しかも狭い道と林道を。

▼これが宿のある銀山平から登山口へ移動したバス行程(緑の線)。いやあ、堪能しました。かなり大きい奥只見湖と比べて下さい。
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【お宿編】

この山行のためにおんせんさんが予約した「奥只見山荘」とてもナイスな綺麗なお宿でした。飯も美味い。
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▼敷地も広く、本館の他にログのコテージ(というにはデカい)がいくつもある。マイクロは登山送迎のやつです。
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▼館内。綺麗で新しい。布団が不自然に離れているのは仲が悪い訳ではありません。
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▼このエリアの奥只見湖では釣り好きにはたまらない釣果が期待できるんですね。デカいわ。剥製はイワナとか。
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このお宿と近隣の宿に宿泊すると登山口までのプリンスルートをバスで送迎してくれるという特別許可を持っているようです。

ということで、山だけでなくいろいろな楽しみを堪能した山行でした。
前日の昼前に家を出て、翌日の晩には帰宅出来ている越後の山、意外と近いですね。またチャンスが有ればチャレンジしてみよう。
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# by yamaoyaji_club | 2023-10-14 00:54 | 山の話題 | Comments(1)

眺め続けて20余年、黒戸尾根から甲斐駒へチャレンジ by 局長   

2023年 09月 29日

2023年9月25日~26日
メンバー:隊長、局長
ルートと時間:尾白川渓谷駐車場(6:00)‐竹宇駒ケ岳神社、黒戸尾根登山口(6:15)‐笹ノ平分岐点(8:15)‐ 刃渡り(10:30)‐刀利天狗(11:10)‐五合目小屋跡(12:30)‐屏風岩‐七丈小屋(13:50) 七丈小屋泊 9月26日 七丈小屋発(6:15)‐御来迎場(7:15)‐二本剣(8:00)‐甲斐駒ヶ岳山頂(8:48)(来たルートを下山) ‐七丈小屋(11:30?記録紛失 ランチ)‐七丈小屋発(12:00?)‐五合目小屋跡(12:45)‐刀利天狗‐笹ノ平(15:40)‐ 竹宇駒ケ岳神社登山口(17:25)

往路行程:8時間 
登頂+復路行程:11時間10分

人生初の長時間山歩きとなりました。2日間で合計19時間10分(ほぼ20時間)

局長が南アルプス山麓に小屋を構えて20余年、行けば必ず見る甲斐駒。そして北麓から伸びる黒戸尾根。
日本三大急登に数えられる山ヤなら誰しも知っているルートだ。しかし、憧れているも高い難度に気後れしつつ時が過ぎてしまった。そこに隊長の「黒戸尾根やりますか?」との心強いお誘いに乗ったのですね。
初夏から夏にかけて訓練登山をしながら準備したのだが、8月の富士山訓練で撤退という不安を抱えての山行となりました。 どうなる事やら。隊長のリードが心強いです。

参考情報:日本三大急登


▼早朝6時、尾白川渓谷駐車場に到着。準備をしていよいよ登山開始
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▼Welcome to Inferno (ジロ・デ・イタリアで有名な激坂のゾンコラン峠のメッセージ)を思い起こさせる吊り橋のゲート。これから魔境が始まる。
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▼歩き始めて2時間、笹ノ平分岐点。ここまで森の急登を延々歩き、笹原の風情の良いエリアに入った。良い感じでコースタイム通り(少し早い)
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▼八丁坂エリアは苔むしたしっとりとした道が続く
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▼秋の風情はしっかりと訪れています(キノコの名前は分からん)
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▼刃渡りに到達。眼下に日向山の雁が原、武川の里が良く見える。素晴らしい晴天のお陰で疲労感もまだ少ない。
日向山の雁が原がはるか下に見えますね
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このあたりから険しいエリアに入ります。急登や岩場が続く。

▼刀利天狗。 昔からの信仰の山、修験者の山である事を実感します。
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段々疲労が出てくる。既に5時間歩いているからね。

黒戸尾根は知人に聞いていた話では森の中を延々歩く、という事だったが最初の2~3時間は森の中だが、徐々に展望も開け、植生も変わり、変化の富むルートであるんですね。

▼信仰の山の風情がたっぷり。シャクナゲも季節には満開になるんでしょうね
この祠の右側の階段から険しい岩場が続く
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▼五合目小屋跡を過ぎ、屏風岩エリアに入ると岩壁、チェーン、はしごの連続。結構怖いです。修験者エリアの洗礼を受ける
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この区間のはしご場で局長あわやの脚攣り。疲労が蓄積、筋疲労に変な態勢ではしごに脚を掛けた瞬間に、ピキっ!
こんなことも有ろうかと持参した「芍薬甘草湯」を一服。 効きましたよ。
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その後の岩も筋肉の使い方を工夫してこなす
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▼歩行8時間を経てようやく七丈小屋に到着。小さいが急登のオアシスです。お約束のビールで乾杯。
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 夕方5時の夕食を頂き、ソロハイカーも多いため会話が無い食堂を後に早々に布団の潜る。消灯は8時です。

翌朝4時半までたっぷりと寝ました。

▼今日も晴天の予感
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▼小屋で朝食をとって6:15に出発。ここからも更に厳しい急登が続く
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歩き出しは昨日の疲労も残り、足取り重く、苦しい。「ゆっくり行きましょう」という背後の隊長の声が優しく聴こえる。後で隊長が白状しましたよ「あの歩き出しは身体も起きていないし辛かったなあ」
なんだ隊長も辛かったんだ、ちょっぴり安心しました。

七丈小屋から山頂まではあと少し、のイメージが崩れる。 この区間だけでも普通のしっかりした山登り1日分あるんじゃないか、という濃さです。

▼七丈小屋を出て1時間、御来迎場に到着。このあたりから岩稜が際立つ甲斐駒の険しさを感じます。 
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鋸岳もくっきりと山容を見せている
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▼小屋を出てから約2時間。二本剣の到着。これが黒戸尾根のまさにシンボル。山岳信仰のハイライトでしょう。
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▼厳しい中にも秋の風情を感じる、ナナカマド。まだ紅葉には早いかなあ
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▼そして小屋から2時間30分、甲斐駒山頂にようやっと到着。いや~、長かったな~
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▼若干雲が出てきたが360度の眺望を楽しみます
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▼さあ、これから下山。標高差2200mを今日中に下る。頑張らねば。
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▼下りは隊長のビレイに助けられ、安全に岩場を下ります。本当に助かりました。
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▼その後はとにかく歩く、下る、はしご、岩場を何度もこなす。
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▼五合目小屋跡の岩室をチェック。こんなデカい岩をどうやって掘ったんだろう。そして五合目小屋建設に尽力した古屋義成翁の碑もありました。
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▼あとは延々と下る。とにかく長い。下って下って、七丈小屋を出てから5時間半、ようやっと下山。
 さすがの隊長も疲労困憊。 お疲れさまでした。
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 尾白の湯で2日分の汗を流し、完了。

いやはや、長く厳しい山行が無事終了。

黒戸尾根は厳しいが変化に富んで様々な意味で濃い山なんだと学びました。

急登万歳!! 隊長ありがとう、筋肉痛もありがとう。



# by yamaoyaji_club | 2023-09-29 22:55 | 山の話題 | Comments(0)

子鹿の下りで西穂高-焼岳1.5泊   

2023年 09月 23日

日にち9/16~17日コース 一日目 新穂高ロープウエイ-西穂山荘-丸山-西穂高独標-西穂高岳ピストン    二日目 丸山-焼岳小屋-中尾峠-焼岳-中尾峠-中尾温泉距離 23Km 獲得標高2684m

ご無沙汰しておりますウサ吉です。チョロチョロ山に登ったりボルダリングして元気にやっております。
さてそんなウサ吉、スモーキーさんの発案でアルプス初挑戦をしてきました。
▼15日夜、塩尻にて2230合流。
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ウサ吉は名古屋から特急しなので塩尻まで向かうのですが、なんと座れない。さすが連休前、山シーズンである。通路にリュックで座る人も現れ、なかなかハードな2時間。でもウサ吉日頃の行いがよかったのか、途中で座ることができました。
合流後はそそくさとスモーキー号で仮眠。興奮と満車の駐車場で空席探しの出入りが激しく、なかなか寝付けませんでしたな。

▼5時起床、7時のロープウエイに乗るのに6時に行動開始。早すぎたw
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ウサ吉幕営装備を揚げるのと、慣れない高山でやたらと荷物が多い。私一人だけ数泊縦走のいでたちです。
▼遠近感ついちゃってるよ…。多分20Kg越え
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ロープウエイは普段8時からですが、この日は臨時で7時便があった。でも臨時だけにその他施設は稼働しておらずお手洗い問題が発生。トイレに20分並んで通常便でもよかったかな?なーんて思ったりのスタートでした。
▼重さ、気にしない勢
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それにしてもこの夏は暑く蒸す夏でした。その空気を忘れるような山の空気…。と書きたいところが体感的には平地同様。ものすごい湿気と暑さ、加えて風もなく二人して汗だくで山荘を目指します。
▼もうちょいで山荘!なスモーキー。
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山荘でテント泊手続きを済ませて早速テントを張ります。9時ちょうど。
▼もうこの時点で場所は譲り合いという名の奪い合いwコミュニケーション大事。
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テントを張りましたら荷物を中に放り込み、身軽になって西穂を目指します。
北アルプスの足元は浮いている岩が多く落石に備えてヘルメットは必須。なかなかの緊張感で上ります。
▼西穂独標には11時手前
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何気なく11時手前、と書いたものの、今回の登山は12時までに頂上につかなかったら引き返す。という決めごとをして登り始めていた。
コースタイムでは独標から頂上までは1.5時間とある。これはいかん、遥か手前で登頂に黄色信号。
「調子よかったらジャンまで行っちゃう?」などと軽口言っていたのが吹き飛んだ。
▼途中振り返る。
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時間がかかった原因の一つにウサ吉の岩山経験不足があったなー。登りはボルダリングで問題なかったけれど、ジムでは飛び降りちゃうので下れないのである。
▼おっかなびっくり
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ボルダリングでクライムダウン練習をしなくては。そんなことを考えながらおっかなびっくり上り下りしているうちに意外と早く頂上が見えてきた。
どうやらコースタイムはすれ違い渋滞などが考慮されていたらしく、一時間程度でついてしまった。
▼ついに頂上直下。ここは登るのも下るのも怖かったな。
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▼そしてついに登頂!なんとここまでガスっぽかったのが頂上でガスが切れた!
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▼正面に霞沢岳を眺めながら頂上で昼食をとることができました。
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そのあとはピストンで西穂山荘へ戻ります。二人して「ジャンなんてとんでもなかったね」などと言いながらw
そして早々に戻りまして
▼これですよこれ。
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と、一杯空けるかあけないかのうちにウサ吉昨晩からの睡眠不足のためかほとんど酒を飲まずに撃沈。18時には二人して就寝しました。
夜中は雨でテントが雨音立てたときに気が付きこそすれ、ほんとに気を失うように寝ましたね。

◆二日目
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前日は五時ころおきてのんびり焼岳行こうか、などと話し合っていましたが、テン場の朝は早く結局4時起床。それでも泥のように10時間眠った。スモーキーさん曰く「ピクリともせず寝てたよ」とのこと。緊張してたのかね。
その後スモーキーさんの提案で丸山まで登り返して朝日を見に行くことにしました。
▼一期一会。同じ場所にいるだけで経験が共有できる。山っていいですね。
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▼共有しすぎて小ピークにいた5名ほどで感極まって万歳三唱。世界平和を祈願して気分良かった!
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▼昨日のガスを朝の眺めで取り返したぜ!
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▼そのまま西穂と笠ヶ岳の眺めをおかずに朝食。
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▼ウサ吉は焼岳がおかず。(なんだか背中が貧相w)
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さて腹ごしらえも済み、二日目は活火山、焼岳に向かいます。
テントをしまって出発は0730。
前評判では足元が湿地で良くなく、樹林帯で眺望もいまいちとのことでしたが、いやいや藪の中から時々サァっと開ける笠、西穂、槍ヶ岳、ジャンダルムの眺めは紙芝居のようで、なかなか変化に富む眺めでした。
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さて目指す焼岳は溶岩流で大正池を作り出した活火山。今なお噴気を活発に上げる山です。手前の割谷山あたりから火山ガスのにおいがします。
あまり風もなく拡散しないのでなんとなく濃度が高い気がしましたら、なんとウサ吉、ガスに中てられたらしく焼岳小屋についたあたりで平衡感覚がおかしくなる。
焼岳もそれなりに岩っぽいので落っこちたら大変なので素直にスモーキーさんに報告。15分ほどその場にへたり込んでしまった。
▼もう見えてるから!と中尾峠で元気づけてくれるスモーキーさん
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多めの補給と完全休養で体調も好転。単純なつくりのウサ吉の体に感謝しながら焼岳にとりつくとさっきまですっきり晴れていた焼岳山頂があっという間にガスに包まれてしまった。スモーキーさん曰く「こりゃまた前回同様真っ白かなぁ」とがっかりモードになりながらとりあえず山頂を目指しましたらなんと
▼山頂直下で晴れてきた!今回ウサ吉ベストショット!
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よっしゃぁと先ほどまでの不調も吹き飛び、一気に山頂へ。途中ヘロヘロになっていたタイガーズファンのハイカーと仲良く登頂。
▼「(奥さんに裾ひっぱれの指示出しながら)兄さん今撮ってや!題は『山頂で大興奮のタイガースファンをなだめる奥さん』やで!」
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▼火口湖もばっちり!
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▼高いとこにはとりあえず上るウサ吉
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ひとしきり山頂を楽しみまして下山いたしました。

▼下り、長かったなー。中間地点にある白水の滝
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▼飛騨高山は日本有数の地熱帯。地熱発電所越しの笠ヶ岳、錫杖岳
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▼北アルプス、ありがとー!
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ということで楽しい二日間は終了。スモーキーさん、お誘い、計画、運転と何から何までありがとうございました!
今度はロープクライミング、やりたいですね!
それでは皆さんまた今度。あー、たのしかった!

▼オマケ やはり虫に愛されるウサ吉、焼岳でしっかり映り込む虫w
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# by yamaoyaji_club | 2023-09-23 22:18 | 山の話題 | Comments(0)

リムブレーキホイールに28c を装着しちゃったよ by 局長   

2023年 09月 05日

東北の震災復興で始まったツール・ド・東北が10年目を迎える。記念すべきイベントが今年の大会だ。
第1回目から全出場の局長は今年も参戦します。 今年は150㎞のコースに参戦。このコースは結構疲労が来る。

で、最近気になっているのが太めのタイヤ。 ショック吸収が良いので1日中走る自分には良いかも、、、。疲労を軽減してくれそう。
付け焼刃練習に付き合ってくれたArima さんが26を付けている。良い感じだという。
昨今のディスクブレーキ仕様のロードも30とか32とかが入っている。その人たちの印象はクッション性が高い、下りが安定感ある。

元同僚からタダで貰った23cチューブラーの自分、流行りに遅れた昭和のライダーのようだ。
でもね、自分のチューブラーリム(Visionね)は幅が23mmと当時としてはワイド。これ太いの行けるんじゃね?と物色を始めましたよ。

▼もうチューブラーは希少なタイヤ?
 通販サイトで探してもチューブラーで26c以上のが見当たらない。 その中で発見したのがピレリ P zero。 クルマ好きな方ならお馴染みのピレリですよ。自分的には初めての体験。 結構お高いんですよね(1本15,000円ほど)。 並みの車のタイヤより高い。
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▼重さは確かに重い
カタログ値であるが、25cが275g 28cが305g 30gの差である。大したことなさそうだが、結構走りには影響あるんですな。30gの前後で60gの差。


▼装着してみた。 フレームやフロントフォーク、ステーのクリアランスに心配が有ったがギリギリに入った。
 タイヤアーチは余裕がある(前後) フレームは10年前のカレラエラクルTSというやつ。
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チェーンステーの左右の余裕がかなり厳しい。 1mmくらいのクリアランス。 これでホイールの振れが出たら当たっちゃうかもです。
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シートポストとのクリアランスもギリギリ。フレームに切り欠き(タイヤ当たらないように凹ましている)のお陰で当たらず。実は左右の幅ばかり気にしてたのだが思わぬ伏兵でした。まあ当たったらタイヤが無駄になり、ムダ金でしたからホッと安心。
リムブレーキホイールに28c を装着しちゃったよ by 局長_b0094033_12452639.jpg
太いタイヤって幅もさることながら外径が大きくなって当たることを忘れてましたよ。


▼で、実施に走ってみた。 Arimaさんの尾根幹練習でシェイクダウン

出だしは重いわ~。 で登りがツライ。 タイヤ重量増による抵抗と外径が大きくなった関係でスプロケギアを1段が2段軽くしないと回らない。
最近のディスクブレーキバイクには30とか32とかのスプロケが付いているのは太いタイヤで重い走行を補うためだったのかと納得。
自分の28T max で何とか走る。 


総合インプレ:
1.始動は重い。登りもツライ (慣れもあるでしょう)
2.平地と下りは快適。ショック吸収により疲れにくいメリットあり
3.ギアの選択に慣れないと無駄に足を使ってしまう
4.タイヤ空気圧の試行錯誤は続く。一般に低圧化傾向になるらしいが美味しいところを見出すには走り込まないと。

さあ、これで三陸のアップダウンに挑戦。 吉と出るか、凶と出るか。 お楽しみに。




# by yamaoyaji_club | 2023-09-05 12:54 | 機材編 | Comments(0)

歴史を感じる日本三大峠の1つ、「雁坂峠」に行ってみました by  局長   

2023年 09月 04日



2023年8月31日
メンバー:隊長、局長
コース;雁坂トンネル入り口駐車場(6:50)~沓切沢橋(7:50頃)~雁坂峠(10:20~10:40)~雁坂嶺 (11:20 ランチ)(往復)~駐車場(15:00) 距離 16㎞(概算)

隊長が珍しく発熱・体調不良を引き起こした8月中旬。 2週間を経て回復したようなのでリハビリハイクをしよう、と局長もお付き合いで歩いてきました。
局長が出した希望は「雁坂峠」。 山の投稿などで眺望の良い笹原に惹かれたのが理由です。
こんなイメージに惹かれたんですね。

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▼日本三大峠のひとつだって
あまり予備知識を持っていなかったのですが、この峠、「日本三大峠」の一つだって。
何が三大なのか良く解からないが、厳しい峠と歴史的に人々が利用してきた峠、という事のようです。


三伏峠、針の木峠、雁坂峠が3大なんですね。 

で、この雁坂峠、知れば知るほど面白い。
その1:武田信玄の軍用路。え?あんな山道を馬も越えたの?
その2:秩父から甲州へつながる「秩父往還」として栄えた。秩父から繭を担いで多くの人が塩山の集積地へ運んだらしい
その2:点線国道140号線。国道のくせに歩きでないと越えられない道。その後「雁坂トンネル」が完成して車で走れる国道が繋がった

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こういう道、私好きです。

▼その点線国道を辿るようなコース
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▼前半は林道歩き
西沢渓谷の入口を過ぎ、雁坂トンネル手前の駐車場に車をデポ。歩き出す。前半は舗装された(閉鎖された)林道歩き。良いウオーミングアップになりますな。

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▼林道が終わると歩きやすい山道と渡渉の歩き
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この登山コースは全般的に歩きやすい。いい山道です。そして植生が良い。楓、紅葉、ミズナラ、ダケカンバ、モミの木、紅葉のシーズンはまたいい風景が味わえるはずです。

▼トリカブトのお花畑も
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隊長が面白いことを話し出す。「トリカブトにもミツバチ来るのかな? トリカブトの蜂蜜って食べても美味いのかな?」

このコース、ハアハアゼイゼイ言わなくて歩ける、こんな会話も楽しいってもんです。 あ、でも楽な道ではないですよ。

▼峠に近づくと笹原が出現し、眺望が良くなる。
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▼このコースは歩きやすいが、長いんんですな。この写真のずっと向こうから歩きどおしです。色が分かりにくいが、谷の先の黄色の円(国道の橋)あたりから歩いてきましたよ。

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▼絶景の雁坂峠
歩き始めてから3時間30分(ほぼコースタイム)で雁坂峠に到着。この道すがら出会ったのは1人だけ。
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眺望は抜群。富士山は勿論の事、近場だと、乾徳山、黒金山。西に目をやれば甲武信ケ岳、三宝山(埼玉県の最高峰です。長野側にとっては普通の山)。遠くには白峰三山、塩見岳も見えます。東を見ればおそらく雲取山も。

この峠、奥秩父山系の尾根伝いなんですね。笠取山から雁峠、雁坂峠、破風山、甲武信ケ岳、北奥千丈、国師が岳、金峰山 へと続いています。
縦走も良いかも。

▼峠から雁坂嶺へと向かう。 尾根伝いの眺望の良い道を行く
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理由は不明だがかなり立ち枯れの木が目に付く。大気汚染なのだろうか、、、


▼峠から40分ほど歩き雁坂嶺へ。誰も居ない静かな山頂を楽しみました
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この峠、尾根は山梨県と埼玉県の県境なんだが、標識や看板の質は埼玉県が勝っている。力が入ってますね。山梨は山が沢山あって全部に金を掛けられない、という事情なんでしょうか。 山梨100名山は有るが埼玉100名山て聞いたことないしね。

▼再び雁坂峠に戻る。依然と静かなたたずまい
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景色を堪能して来た道を帰る。 

歩きやすいが、とにかく長い。歩きを堪能するハイクでした。

隊長も無事リハビリハイクを完了。通常に戻りましたね。  次は黒戸尾根、、いつできるか!  (では!)

# by yamaoyaji_club | 2023-09-04 23:28 | 山の話題 | Comments(1)